「英語の基礎を作るために基本的な英単語を覚えようと思ったけど、どうやって覚えたらいいのかよくわからない?」
「どのように覚えたらいいのかがわからない?」と悩んでいませんか。
この記事は英語初心者向けに英単語を見つける際に欠かせないチェックすべきポイント5つを紹介し、効率的な英単語学習方法のコツ4つも教えます。
これを読めば、学習効率が高い自分に合った単語帳がわかり、『苦痛』を伴わずにどんどん英単語が習得できます。
①英語初心者が単語帳を選ぶ際に大切なチェックポイント
1-1. 自分が正解した単語、間違った単語のデータを蓄積できる
今はコンピューターが非常に発達した時代です。
『間違えた単語を自分で鉛筆で印をつけて、自分で復習する』ような今までの方法はもう時代遅れです。
自分が間違えた単語の蓄積も間違った単語の復習もアプリに任せましょう。
自分の間違った単語をチェックする時間も単語学習に使った方が効率的です。
1-2. 単語の発音記号がわかる
単語の発音はとても大切です。
発音記号を見ないと、誤って『ローマ字読み』で単語の発音を覚えてしまいます。
「発音記号がわからない!」と思うかもしれませんが、発音のテキストを買って、2週間も勉強すれば、ある程度は理解できます。
どのテキストを使って良いかわからないと言う人に、私が実際に使った発音テキストを紹介します。
最大のポイントはDVDでネイティブの発音の仕方を何度もチェックができることです。
これからは新しい英単語は学ぶ時には必ず『ローマ字読み』を止めて、正確な発音で暗記しましょう。
1-3. 単語の音声がある
もう一度いいますが、単語学習に音声はとても重要です。
読めない単語を暗記するのと、読める単語を暗記するのでは断然読める単語を暗記する方が楽です。
例えば、『秋刀魚/さんま』という漢字で考えてください。
『さんま』と読み方がわかっていて覚える方法と、読み方が全くわからないで『さんまのイメージ』だけで覚える方法は読み方を知っていた方法の方が暗記しやすいです。
これを適当に『あきがたなさかな』と読んで覚えてしまったら、正しく『さんま』に修正するのはとても時間がかかります。
正しい音声があるとそれをマネするだけですので、発音記号を見ながら発音するよりもかなり楽です。
1-4. 単語の品詞がわかる
英単語学習を始めた頃は品詞の必要性を感じないと思います。
しかしあなたがレベルアップするにつれて英語の文型を意識する回数が増えます。
文型を意識すると、品詞が気になります。
例えば、SVCの第2文型の文を例にあげます。
She is happy.
SheはS(主語)です。主語になれる品詞は名詞です。Sheは名詞です。
isはV(動詞)です。
happyはC(補語)です。補語になれる品詞は名詞か形容詞です。happyは形容詞です。
つまり、C(補語)にはhappyの副詞であるhappilyは絶対に入りません。
英語を学習を続けているとこのようなことも意識する時が訪れますので、品詞がわかった方がいいです。
1-5. 例文が記載されている
例文があれば、その例文を音読して自分の身体に染み込ませられます。
また、文の中でどのように使われるのかもわかります。
1-6. 私のオススメは英単語学習アプリ「mikan」です。
上記1~5までの条件をすべて満たしています。
あなたが気になっている単語帳も1~5の条件を満たしているのであれば、そのテキストで学習を開始して全く問題ないです。
このアプリは基本無料で利用できるので、まず試しに使ってみてください。
②英語初心者におすすめの英単語学習のコツ
2-1. 反復復習を必ずする
英単語は暗記です。
いかに暗記の『苦痛』を減らして効率良く覚えるかがポイントです。
暗記なので忘れます。
忘れてしまったことを気にせずにまた暗記してください。
復習の大切さを語る時に持ち出されるエビングハウスの忘却曲線でも時間の経過とともに復習に要する時間を節約することが難しいことが証明されています。
記憶に定着させるには復習しかありません。
1日経ったら必ず復習。3日経ったらまた復習。
それが一番効率的な勉強法です。
2-2. 例文を暗唱する
例文を暗唱するメリットはその単語の使い方がわかることです。
例えば、
let’s discuss the subject.
と言う例文を暗唱すると、discussの後にaboutが必要なのか?不必要なのか?と迷った時に不要だとわかります。
2-3. 単語や例文の情景をイメージする
英単語が『すぐに』口から出てくるのは日本語で考えずにイメージから英単語が出てくるからです。
例えば、『リンゴのイメージ』から『日本語のリンゴ』となって『英語のapple』ではなく、『リンゴのイメージ』から『apple』が理想です。
難しいと思いますが、可能な限りイメージしながら覚えてください。
2-4. 接頭語、接尾語を知る
英単語には下記に挙げるようにある程度の意味や品詞を指定する接頭語や接尾語があります。
接頭語のまとめ(一部)
接頭語 | 意味 | 例 | |
1 | anti | 反する | antidote |
2 | bio | 生命の | biology |
3 | com | 共に | company |
4 | dis | 離れて | display |
5 | en | その状態にする | enrich |
6 | ex | 外に | exclude |
7 | fore | 前に | forecast |
8 | in | 中に | instruct |
9 | in | 否定 | individual |
10 | inter | 間に | international |
11 | mis | 誤って | mistake |
12 | post | 後に | postpone |
13 | pre | 前に | prepare |
14 | re | 再び | return |
15 | un | ~でない | uncomfortable |
接尾語のまとめ(一部)
接尾語 | 品詞 | 意味 | 例 | |
1 | able | 形容詞 | ~できる | acceptable |
2 | ate | 動詞 | ~にする | communicate |
3 | ee | 名詞 | ~される人 | employee |
4 | en | 動詞 | ~にする | fasten |
5 | er | 名詞 | ~する人 | teacher |
6 | ful | 形容詞 | ~に満ちた | careful |
7 | fy | 動詞 | ~化する | justify |
8 | ical | 形容詞 | ~に関する | biological |
9 | ize | 動詞 | ~化する | minimize |
10 | less | 形容詞 | ~がない | careless |
11 | ly | 副詞 | 性質 | really |
12 | ment | 名詞 | 状態 | improvement |
13 | ness | 名詞 | 状態 | kindness |
14 | ous | 形容詞 | ~に満ちている | glorious |
15 | tion | 名詞 | 状態 | information |
ここに挙げたもの以外にもたくさんあり、すべては暗記することはかなり難しいです。
この中からあなたが気になるものをいくつか知るだけでも英単語の暗記に役立つと思います。
③まとめ
英単語帳のチェックポイント!
- 英単語帳のチェックポイント
- 単語の発音記号がわかる
- 単語の音声がある
- 単語の品詞がわかる
- 例文が記載されている
この5つの条件を満たして、自分のレベルに合っている単語帳であれば、間違いなくあなたにとって最良の単語帳です。
また、英単語学習のコツ!
- 反復復習を必ずする
- 例文を暗唱する
- 単語や例文の情景をイメージする
- 接頭語、接尾語を知る
今回は初心者向けの単語学習を紹介しました。
基礎の英単語と英文法を習得したら、音読が更に英語力を高めるために効果的です。
私も音読で英語力を伸ばしました。
興味があれば、私が書いた音読のやり方を詳細に説明した記事を読んでみてください。
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