【体験談】英語上達完全マップを買おうか迷っているあなたにこの本のオススメのポイントとこの本を読むべき人を解説します。

完全英語上達マップ 英語学習
引用元 ベレ出版

英語上達完全マップってどんな本?

英語上達完全マップ通りに学習すれば、本当に英語が話せるようになるの?

こんな質問に回答します。

私も「英語が話せるようになりたい!」と思って、どんな英語学習法がいいのか探していた時に出会ったのが英語上達完全マップでした。

私はこの本に書かれている学習プランを可能な限り忠実に従って勉強をしました。

「どうやって英語を勉強したら、英語が話せるようになるだろう?」と思っている方は参考にしてください。

①英語上達完全マップとは

完全英語上達マップ
引用元 ベレ出版

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』などの名著を書かれた森沢洋介氏がご自身の英語学習や指導経験に基づいて詳細な勉強方法やオススメの教材がわかる1冊。

留学などをせずにTOEIC300点前後のやる気のある英語学習者をTOEIC900点前後(英語の基礎完成)まで到達する方法が事細かく紹介されている。

この本の最大の特徴は以下の4つです。

1-1. 英語が話せるようになるために必要なトレーニングがわかる

森沢氏によれば、必要なトレーニングは『音読パッケージ』、『瞬間英作文』、『文法』、『精読』、『多読(速読)』、『語彙強化』、『リスニング』、『会話』の8つである。

1-2. 各トレーニングの詳細な練習方法がわかる

特に『音読パッケージ』の学習方法は音読を15回し、シャドーイングを5回と具体的な数字まで説明しています。

練習回数まで細かく指定している英語学習法を目にしたことはほとんどありません。

ここまで詳細に学習方法を開示しているのは森沢氏の学習方法の自信の表れだと感じ、この学習法の信頼が高まります。

1-3. 読者の英語レベルに応じて、段階別に練習トレーニングを提案している

本書の想定される読者はTOEIC300点前後(中学英語も充分に理解できていない)の人であり、TOEICのスコアやトレーニングを終えたテキストなどを一つの指標にして、段階別に使用するテキストや勉強方法を紹介してます。

TOEICで何点取得できたら、次の学習にステップアップしていいのかがわかり、独学で英語を勉強する人には、この本が学習のコーチの役割を果たしてくれます

独学者の悩みの1つにどの程度まで自分が1つのテキストを学習したら、次のテキストに移行していいのかの判断が難しいことが挙げられます。

本書が一定の目安を明示することで次のステップの目安がわかりやすくなります。

1-4. 各トレーニングで使うべきテキストがわかる

日本にある英語テキストが山ほどあります。

その中からどのテキストを利用すればいいのかを1つ1つ調べることはかなりの労力を要します。

その労力はできるだけ英語学習の学習時間に向けたいです。

この本では、各ステージ毎のオススメの学習テキストをいくつか紹介してくれますので、その中から自分にあったテキストを選ぶだけです。

どのテキストも森沢氏の英語学習指導の基づいて、実際に効果があったテキストですので、安心してテキストを選ぶことができます。

②英語上達完全マップを読んだ感想

私が一番衝撃を受けたことはこの世の中に楽をして英語を習得できる方法がないということです。

英語を習得するには何か特別な魔法(習得方法)を見つければ、簡単に習得できるものと考えていた私の甘い考えは完全に消えました

英語を習得する唯一の方法は英語をしっかりと勉強すること。

人間は甘い言葉を持ちかけらると、嘘なのかなと疑いますが、森沢氏は厳しい言葉「英語はしっかりと勉強するしかない」と主張することからその言葉に嘘がないと直観的に感じました。

誰でも「楽して1万円が稼げます」と言われると、すごく興味があるけど、なんか怪しいことや危ないことがあるのかなと思いますよね。

それが、「しっかり働いてもらうので1万円稼げます」と言われたら、「そうだよね」となると思います。

まさにそんな心境でした。

また、トレーニング方法が詳細に書かれていたので、「どのテキストをどれぐらいまでやればいいんだ!」と悩まずに学習が進められることはこの本を信じて学習するだけの安心感を与えてくれました

③実際に英語上達完全マップ沿って勉強してみた感想

私が英語上達完全マップに沿って勉強した期間は2年程です。

「英語を学習するぞ!」と決めた時は仕事が忙しく学習時間を確保することが難しい日が続いていました。

恐らく1日1時間程度を確保するのがやっとの状況だったと記憶してます。

森沢氏による英語学習の2本柱である『音読パッケージ』と『瞬間英作文』は必ず毎日しようと考えていましたが、酔っぱらって帰宅し、そのまま勉強する日やそのまま寝てしまう日もあり、ひどい状況でした。

その状態で英語学習を続けていたら、英語が話せるようになればいいなとまだ夢物語の中にいたと思います。

学習開始から2か月後ぐらいにこのままではいけないと気持ちと考えを改め、仕事は定時までに終わらせて勉強するようにしました。

最初は周りの目が気になりましたが、それよりも英語を話せるようになりたいと言う気持ちが勝りました。

そこからは安定して毎日2時間は必ず勉強をしました。

実際に学習の効果が表れているなと感じているトレーニングは『瞬間英作文』と『文法』です。

特に『瞬間英作文』により、文型を意識したスピーキングができるようになりました。

④英語上達完全マップを使えば、実際に英語が話せるようになるか?

人それぞれです。

継続して英語学習をしなければならないですし、その効果が出る期間も人によってバラバラです。

また「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」をどのレベルまで到達したいかも人それぞれです。

英語が話せると言うのはその人の主観によるところが大きいです。

勉強を続けていれば、自分の目標に到達できる方法はこの本の中にあります。

例えば、英語のリスニングについて例をあげます。

話し手が私を非ネイティブスピーカーと知っていれば、話す人によっては話し方をよりゆっくりと分かりやすく話します。

自分で話せる!聞ける!と思っても相手が自分のレベルに合わせてくれているだけかもしれません。

また、日本人はどうしても日本語なまりのある英語になってしまいます。

その英語も上司(日本人)と部下の関係であると、相手が必死に日本人が話す英語を理解しようとします。

着実に1つ1つ前に進んでいることから、自分の納得するレベルまで勉強し続ければ、目標は到達できます。

また、英語だけでなく、その努力の大切さやその習慣も本書が教えてくれているような気がします。

⑤英語上達完全マップ通りに進めれば学習効果

マップ通りに勉強すれば、間違いなく学習効果はあります。

これを読んで、森沢氏の考えに従って勉強し、実際に結果を残した人たちはたくさんいることからも実感できます。

『学習当初の自分』と『今の自分』を比べたら、私の英語能力は間違いなく向上しています。

英語習得のために何時間でも勉強してもいいと思うやる気のある人にオススメです。

本書を信頼してこのプラン通りに勉強を進めれば、英語力は着実に身につきます。

それは私もこのプラン通りに学習して強く感じました。

5-1. 一番学習効果が高いと実感したトレーニング

先ほども少し触れましたが、『瞬間英作文』と『文法』は学習効果が実感しやすいトレーニングです。

瞬間英作文のトレーニングをする前は日本文から英作文するのはかなり難しかったですが、トレーニングした後はスラスラと英作文ができるようになりました。

また、英文法もこのプランに沿って勉強することで、中学、高校で学んだ内容を習得し、文法問題も普通に正解を見つけることができるようになります。

『音読』も優れた学習方法だと思いますが、自覚するまでに時間がすごく掛かります。

私の場合はリーディングをしている時に気づいたら、英語を英語の語順のまま読んでいることに気がつきました。

⑥英語上達完全マップを読む前と読んだ後で英語学習に対する考え方が変わった部分

一番考え方に変化があったのは、特別な英語勉強法(簡単に英語が習得できる方法)がこの世に存在せず、地道に勉強するしかないとわかったことです。

この本を読んでから、英語学習について色々と調べると語学をある程度のレベルまで使いこなすにはかなりの学習時間が必要であることがわかりました

意見は色々ありますが、2,000時間から5,000時間程度必要だと言う意見が多いです。

数十時間や数百時間の学習で英語が習得できたと言う人は残念ながらいません。

もし英語をある程度のレベルまで使いこなすのに必要な学習時間についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をあわせて読んで頂ければと思います。

⑦英語上達完全マップの計画は実現性はあるか?

英語上達完全マップで提案されている学習プランはかなりのボリュームです。

この学習内容を地道に勉強するのはかなりの時間と努力が必要です。

心の底から『指示された学習は必ずやり遂げますから、英語が話せるようになりたいです!』と言う気持ちがないと挫折してしまう可能性が高いです。

また、その学習を3から4か月の中期間だけやり続けるのではなく、短い人でも少なくとも1年はその勉強を続けなければいけません。

しかし努力ができる人であれば、実現できます。

⑧まとめ

本書の学習計画プラン通りに学習をすれば、必ず英語は上達します。

英語の基礎を構築した後は、TOEICのスコアを上げることが目標であれば、TOEICの問題集を中心に文法や音読を進めればいいですし、英会話を習得したいのであれば、英会話のレッスンを中心に勉強をすればいいです。

自分に不足していると感じる学習部分をその時に合わせて勉強し、それを習得したら、次に移ることを繰り返せば、早くて2,000時間、遅くとも5,000時間勉強した時には自分が想像していた自分にかなり近づいているのではないでしょうか。

私がこの本を参考に実際に初心者から中級者まで学習した勉強法やテキストを紹介した記事がありますので、気になる方は参考にしてみてください。

今回の記事を読んで、『英語上達完全マップ』を読んでみようか迷っている人は森沢氏の運営するサイトでもその学習方法の説明をしておりますので確認してみてください。

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