英語の発音が正しくなる本ってどんな本?
英語の発音が正しくなる本で勉強するとどのぐらい発音が上手くなるの?
このような疑問を解決します!
私も自分の英語が上手く相手に伝わらないと悩み、発音のテキストで勉強しようと思って見つけたのが『英語の発音が正しくなる本』でした。
私が実際に実践したこのテキストのオススメの使い方やこのテキストで勉強して感じたことを1つ1つ紹介します。
この記事を読んで頂いて少しでも参考になれば、嬉しいです。
①『英語の発音が正しくなる本』ってどんなテキスト?
DVDとCDが付いたオールカラーの最新版である『DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本』とCDが付いた『CD付き 英語の発音が正しくなる本』の2つがあります。
オススメは『DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本』です。
発音記号を初めて勉強する人ならば、音声(CD)のみで発音記号と発音を自分の身体にしっかりと一致させるのはかなり難しいです。
また、日本語の『あ』に似た英語の発音が本書では8つ紹介され、音声を聞いただけで8つすべてを理解することは初心者には不可能です。
まずは映像(DVD)でネイティブスピーカーの口の動きをしっかり確認しながら、それをマネして、発音することが大切です。
音声(CD)だけではどのようにその音を出すのかが全くわからないです。
②英語の発音が正しくなる本を読んだ感想
発音記号を始めて勉強した私にはDVDがすごく役に立ちました。
何度も繰り返し映像を確認できますし、DVDだからこそ巻き戻しや一時停止もできます。
前半部分のDVDの章はオールカラーで全く同じ内容がテキストに収録されています。
後半部分のCDの章は単語で発音の練習するだけでなく、どのようなスペルの時にどのような発音になるのかの説明があります。
例えば、スペルが『L』や『LL』の時は発音が『L』になる。
『Lift』や『Still』が当てはまります。
また、異なる2つの単語の一部が同じ発音かどうかを解答する練習問題があり、初めての発音テキストとして充実した内容です。
③英語の発音が正しくなる本を使った感想
DVDを繰り返し見て、何度も発音をマネすれば、発音記号の発音は必ず習得できます。
英単語を見ただけで発音を完璧に理解し、正しい発音をするレベルには至りませんが、辞書等で単語の発音記号を確認すれば正確な発音ができるようになります。
後半部分のCDの章も英単語の発音練習だけでなく、同じ発音が含まれる単語を中心に作った文章の発音練習があり、面白いです。
例えば、『e』の発音を中心に作られた「Henry had eggs and bread.」
④英語の発音が正しくなる本のオススメポイント
この本が他の英語発音テキストと大きく異なるのはわかりやすいDVDが添付されていることです。
DVDは『ネイティブスピーカーの口の動き』だけでなく、『単語』、『発音』、『イラスト(イメージ)』も同時で映し出されますので、利用していて不都合を感じたことは全くありません。
DVD付きの発音テキストの中で間違いなくトップクラスに位置するテキストです。
また、DVDは発音記号1つ1つを解説した章だけでなく、間違いやすい発音記号を比較しながら練習する章も収録されています。
このテキストすべてがオールカラーであることから、「ふっ」とした瞬間に口の動きが気になれば、すぐにテキストで確認することができます。
⑤英語の発音が正しくなる本の良くないと感じる点
オールカラーであることから、テキストはかなり重たいです。
CDの章を練習する時にテキストを手に持つと重たいと感じます。
すでに発音記号を理解しており、単語で発音の反復練習したい人やDVDを見てネイティブスピーカーの口の動きをマネしなくとも発音記号を習得できる自信があれば、姉妹版の『CD付き 英語の発音が正しくなる本』や練習問題に特化した発音テキストなどで勉強するのもいいです。
⑥英語の発音が正しくなる本を使った方がいい人
発音記号を1からしっかりと勉強したい人にオススメです。
DVDを見て、何度も練習すれば、最初は同じ音にしか聞こえなかった発音も段々と「ちょっと違う」と感じるようになります。
また、発音記号だけ習得(インプット)するのではなく、単語や文章、練習問題で繰り返し練習(アプトプット)することができますので、このテキストを1冊しっかりマスターできれば、あなたの発音は大幅に改善されます。
上達しやすい発音練習の1つにネイティブスピーカーに直接教えてもらうことがあります。
しかし、金銭の負担はこのテキストよりも大きいですし、ネイティブスピーカーに直接教えてもらう前にこのようなテキストで一度発音記号を勉強し、自分の発音の修正をお願いした方がより効率がある授業ができるのではないでしょうか。
⑦英語の発音が正しくなる本のオススメの使い方
7-1. DVDで1つ1つ発音記号をマネしてみる
DVDで説明される発音の仕方とネイティブスピーカーの発音をヒントに発音を何度もマネする。
どうしてもわからない部分はテキストを熟読して再チャレンジする。
7-2. 練習する発音記号の個数(10~26個)を決め、ある程度の期間(3日~1週間)はひたすらその音だけ練習する
練習すると決めた発音記号をいくつかのグループに分け、グループ毎にある程度の期間は毎日DVDを流しながら反復練習を続ける。
発音記号を見ただけで正確な発音ができるようになったら、次のCDの章へ移ってください。
7-3. CDの章に移行し、1週間で母音と子音の50個すべてを終わらせるように練習する
1周目はCDを流す前にCDの章のテキストを事前に読んで、内容を理解してください。
CDの章を1週間で50個すべて終えられるように自分でいくつかの発音記号をグループ分けし、CDを流しながら、発音してください。
すべての単語がしっかり発音ができて、練習問題を1問も間違えないで正解できたら、このテキストの完成です。
⑧英語の発音が正しくなる本を使って起きた変化
発音記号単体の発音はかなり聞き取れるようになります。
『R』と『L』も繰り返し聞くことで微妙な違いがなんとなく分かるようになります。
ただ、単語の中の一部として発音されるとその違いを理解するのは難しくなります。
CDの章にある練習問題も段々とすべての問題の正解がわかるようになりますし、新しい単語を見た瞬間に正確な発音記号を言い当てられませんが、なんとなくどんな発音記号を使っているのかがわかるようになります。
⑨最後に
どうしても英語の発音は他の英語学習である文法やリスニングなどと比べると軽視されます。
実は私も英語学習を再開した時に発音を後回しにしておりました。非常に反省しております。
しかし、英語学習を進めても自分の英語がなかなか相手に伝わらないことが多く、1回はしっかりと発音を勉強するべきだと思い、本書で勉強しました。
学習する前は発音記号ってなんか難しいそうだし、大変そうというイメージを持っていましたが、実際に勉強してみると、「えっ!?これだけ!?」と言う感じです。
英単語を50個覚える前に発音記号50個を覚える。
食わず嫌いなだけです。
正しい発音ができるようになったら、その次はその発音で英文を音読して身体にその発音を定着させるとより効果があります。
下記の記事が音読のオススメの勉強法を紹介してますので、興味があれば参考にしてください。
また、音読のオススメのテキストを紹介した下記の記事もありますので、気になる方はご覧ください。
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