【英会話ぜったい音読を使おうか迷っているあなたへ】全3シリーズをやり遂げた私が使うべき人や理由を解説します。

英会話・ぜったい音読【標準編】 英語学習

英会話ぜったい音読シリーズがどのようなテキストか気になっていませんか。

実際に英会話ぜったい音読シリーズの『入門編』、『標準編』、『挑戦編』をすべて使った私がその感想とオススメの使い方をお伝えします。

ぜひ私の感想とオススメの使い方を参考にして、英会話ぜったい音読シリーズであなたも英語力を上げてください。

①英会話ぜったい音読シリーズとは?

英会話・ぜったい音読【標準編】
引用元 amazon.co.jp

『同時通訳の神様』と知られる國弘正雄氏が編者として携わりベストセラーになった音読テキスト。

英語は知識を習得するだけでは話せるようにならない!スポーツと一緒でその基本知識を反復練習によって使うことが大切!という考えに基づいて作られている。

レベルは中学1、2年生レベル(TOEIC470点以下)の『入門編』、中学3年生レベル(TOEIC470~600点)の『標準編』、高校1年生レベル(TOEIC600点以上)の『挑戦編』の3つがある。

テキストの指示通りに毎日学習を進めれば、どのテキストも3か月で仕上げられる。

②英会話ぜったい音読シリーズのメリット

2-1. 自分のレベルに合ったテキストが見つかる

テキストレベルは3段階ありますので、音読学習を始めてやってみようと思う人に合うテキストが必ず見つかります。

始めて音読をするならば、『入門編』から学習することをオススメします。

自分の実力以下のテキストであれば、標準学習期間である3か月もかからずにすべてのレッスンを終えることができますし、『入門編』の基本的な文章を音読することにより、身体に基本的な英文を染み込ませることは英語学習の無駄にならないからです。

『入門編』はテキストを手に取ればわかりますが、英語に自身の無い初心者でも80%程度は理解できる内容です。

また、『入門編』→『標準編』→『挑戦編』と順番に勉強した私が実感しましたが、この順番で学習を進めれば、次の新しいテキストに進む時にレベルの違いにぶち当たることなく、スムーズに挑戦編までレベルアップができます。

2-2. トピックの内容がおもしろい

日本やアメリカの歴史や文化などを中心にトピックが選ばれています。

どの年代でも、この内容を読むことで、新しい知識を知ることができます。

例えば、ホットドッグはなぜホットドッグと呼ばれるか知ってますか?

もし答えが気になるのであれば、英会話ぜったい音読『入門編』で音読学習をして答えを見つけてください。

このシリーズを学習することで、英語力が養われるだけでなく、あなたの教養も養われます

2-3. 巻末に学習記録欄があり、少しの自分の成長を実感できる

このテキストは1日の音読レッスンを終えたら、最後に1分間で音読筆写できた単語数を記録することをオススメしてます。

日々の音読練習で自分の成長を実感できることは少ないです。

音読練習した『昨日の自分』と音読練習した『今日の自分』の違いはほとんどありません。

十数日後に同じレッスンに戻ってきて時に自分の成長がほんの少し感じられるぐらいです。

学習記録を残すことでその小さな成長が目に見えてわかるようになります

目で見える成長が勉強のやる気をあげてくれます。

2-4. 選ばれたトピックはどれも学習効果の高い文章で構成されている

このシリーズは中学生や高校生の教科書の中から更に学習効果が高いと選ばれたトピックがテキストとして収録されています。

中学生や高校生のテキストは勉強して欲しい文法構造(例えばTo不定詞や関係代名詞)がたくさん盛り込まれた文章や中学生や高校生のレベルにあった単語で書かれた文章が厳選されているので勉強しやすいです。

たくさんの英語プロがいいと思った文章が収録されているのが『英会話ぜったい音読』のテキストなのです。

2-5. 忙しい日も音読学習がしやすい

最初は1日の学習目標である1レッスンを毎日こなすのは非常に大変です。

このシリーズは1レッスンが3つ前後の章に分かれて収録されていますので、忙しい日は1章だけでも区切り良く音読練習できます。

そのため音読学習を毎日継続することが容易です。

③英会話ぜったい音読シリーズのデメリット

3-1. 1日の標準量のレッスンをこなせるようになるまでに時間がかかる

音読学習初日から1日1レッスンを毎日継続してこなすのはかなりハードです。

実際、私が1日1レッスンを普通にこなせるようになったのは『挑戦編』まで学習を進めた時です。

それまでは1日1レッスンをやり遂げるのはかなり大変でした。

3-2. リピーティングに特化した音声は収録されていない

音読練習を続けているとリピーティングやシャドーイングの練習もしたくなります。

リピーティングとは「英文を聞いた後に、それをそのまま自分の口でもう一回復唱するトレーニング方法」です。

シャドーイングとは「英語を聞きながらそれをマネして発話するトレーニング方法」です。

リピーティングは文章をある程度の長さで区切って、ポーズ時間がある音声が必要となります。

そのような音声はないので、自分で作成するか、一時停止ボタンで対応するしかありません。

④英会話ぜったい音読の学習効果と学習日数

私が各テキストを終えた時のTOEICスコアとそれを学習するまでの期間が下記のグラフになります。

もっと学習効果を高めたければ、1日1レッスンを必ずこなしていく必要があります。

英会話ぜったい音読の学習完了時のTOEICスコアと学習期間
筆者作成

⑤英会話ぜったい音読を使った感想

大学受験勉強で英語学習が止まっていた私が英語を十数年振りに再開した時、『入門編』は使いやすかったです。

また、『入門編』から『標準編』、『標準編』から『挑戦編』と新しい音読テキストを使った時にレベルが高くなり、理解できなくなるのではないのかと不安に思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。

中学英語(基礎)の英文を身体に染み込ませたいと言う目的は達成できます。

1レッスンをこなせない日は1章をこなすようにして、毎日少しずつでも前に進められます。

⑥英会話ぜったい音読を使って勉強することをオススメする人

6-1. 英語を英語の語順のまま理解するクセを作りたい人

音読学習を続けることで得られるメリットはたくさんありますが、その中でも私が実際に学習して身についたと強く実感したのが、英語を英語の語順のまま理解することです。

実際、英語を後ろから和訳することはほとんど無くなりました。

どうしても英語を後ろから読み直してしまうクセを改善したい人はこのシリーズで音読学習するれば、改善できます

6-2. よく使う英語の表現を身体に染み込ませたい人

『入門編』→『標準編』→『挑戦編』と何度も音読を繰り返すことで、英語の使用頻度が高い文章は身体に染み込み始めます。

英文法などの相乗効果もあり、前置詞を感覚的に適切に選択ができる機会が増えました。

音読を繰り返せば繰り返すほど、使用頻度が高い英文を多く音読することになりますから、基本表現を身体に染み込ませたい人にオススメです。

6-3. リーディング力やリスニング力を高めたい人

「リーディングやリスニング能力を高めるためにどうしたらいいだろう」と色々な学習方法にチャレンジし、まだ結果が表れていない人にオススメです。

英語を英語の語順のまま理解することがリーディング力やリスニング力の向上に効果がありますし、毎日音読することで結果、毎日リーディングとリスニングをしていることになります

⑦英会話ぜったい音読のオススメの音読方法

音読はどのテキストを利用するのかよりもどのようにそのテキストを使うかの方が重要です。

英語の音読学習を今でも続けている私が色々な人の意見を参考に見つけたオススメの音読方法を紹介します。

興味がある方は下記の記事をあわせて読んでください。

⑧英会話ぜったい音読シリーズを終えた後にオススメの音読テキスト

英会話ぜったい音読シリーズを終えて、まだ音読学習を継続したい人にオススメのテキストがあります。

もし、興味があれば、オススメの音読テキストを紹介した下記記事を参考にしてください。

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